芦屋市 ふくおか整形外科|整形外科・リハビリテーション科

– 症状別に見る整形外科疾患のセルフチェックポイント


整形外科疾患は、日常生活の中で発生しやすい問題の一つです。多くの方が痛みや違和感を抱えながらも、どのタイミングで医療機関を受診すべきか迷っているかもしれません。しかし、早期に対処することで、症状の悪化を防ぐことができる場合もあります。今回は、代表的な整形外科疾患を症状別に分けて、そのセルフチェックポイントをお伝えします。

1. 肩の痛みやこり

 肩の痛みは、肩こりや四十肩、五十肩などが考えられます。セルフチェックでは、肩を前後左右に動かしてみて、痛みの有無や可動域の制限を確認しましょう。また、デスクワークが長時間続くと肩が凝りやすくなりますので、適度に休憩を取り、ストレッチを心掛けることも大切です。

2. 腰の痛み

 腰痛は、ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアなどが原因となることがあります。セルフチェックでは、前屈や後屈、側屈を行ってみて、痛みや違和感があるかを確認します。特に、痛みが足に放散するようであれば、専門医の診察を受けることをおすすめします。

3. 膝の痛み

 膝の痛みは、変形性膝関節症や半月板損傷が考えられます。セルフチェックとしては、歩行時や階段の上り下りで痛みが出るか、膝を曲げ伸ばしした際の違和感を確認しましょう。長時間の立ち仕事や運動後に痛みが増す場合も注意が必要です。

4. 手や指の痛み、しびれ

 手や指の痛み、しびれは、腱鞘炎や手根管症候群が原因であることが多いです。セルフチェックでは、手を握ったり開いたりして痛みが出るか、しびれが持続するかを観察します。特に、しびれが夜間に強くなる場合は、早めの受診を検討してください。

5. 足の痛みや不快感

 足の痛みは、足底筋膜炎や外反母趾が原因となることがあります。セルフチェックでは、足の裏を押して痛みがあるか、歩行時に足の形が変わっているかを確認します。痛みが続く場合や、足の形に変化が見られる場合は、専門医に相談してみましょう。

以上のセルフチェックポイントはあくまで参考情報ですが、日常生活での違和感や痛みを敏感に察知し、早めに対処することが健康への第一歩となります。気になる症状がある場合は、専門の医療機関で適切な診断と治療を受けるよう心掛けましょう。

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